静電気除去シートの仕組みは?効果は?


今回は冬になると発生しがちな静電気を除去する
静電気除去シートの仕組みや効果について
ご紹介をさせていただきます。

静電気除去シートの仕組み

静電気除去シートは、人体に溜まった静電気を、
火花を発生させることなく確実に逃がすアース(
正確にはアースの入り口)です。

人体に溜まった静電気は、常に人体の外に
流れ出ようとします。

この静電気は馬鹿にできず、体質や着衣の種類、
周囲の環境によっても異なりますが、溜まりに溜まると
1万Vに達することもあります。

このため、人体が電流の流れやすい物体(導電体)
があると、人体が直接触れなくても、人体と
その物体との間の空気を破って(絶縁破壊して
人体から物体に流れ出ていく事態が起き、空気を
破る際に火花を発生させます。

ただ、通常の静電気は高くても数千Vであり、
また電気の量が圧倒的に少ないため、
火花が発生しても「パチッ!」で済むわけです。

このように火花を発生させるのは、人体が
触れようとする物体があまりに電流を
流しやすくなっていることに起因します。

そこで、人為的に電流の流れやすさ(抵抗値の大小)を
加減して、人体が触れない限り電流が流れないが、
人体が触れると必ず電流が流れるようにした物体が、
静電気除去シートなのです。

現在の静電気除去シートは、形状を保持する
基材に導電性を付与する機能材を組み合わせて
構成されているものが多いと思います。

例えば基材がゴムシートであれば機能材として
導電性粉体を混入させ、基材が樹脂織物又は
編物であれば機能材として導電性糸を織り込む
又は編み込みます。

人体から静電気除去シートに流れ出た静電気は、
更にシートが取り付けられた金属面に流れ出て、
拡散の過程で空気中に放電されたり、前記金属面が
接する又はアース線が降ろされた地中に放電されます。

静電気除去シートの効果

ガソリンスタンド(セルフ)には必ず静電気除去シートが
ありますが、あれはホントに効果があるのかと疑問を
持たれる人も多いと思います。

スタンドの機器に関わらず野外に設置する電気機器は
漏電防止の為、アースが設置されています。

この場合のアースはバッテリーの(-)側と言う
意味ではなく、文字通り「接地」で大地に接続されて
余分な電気を逃がします。

給油機ももちろん、アースされており静電気除去シートは
アースに接続されていますから効果はあります。

抵抗を介して接続をされていますからバチッという
嫌な衝撃も軽減されます。

“静電気除去シートの仕組みは?効果は?” への1件のフィードバック

  1. ryu830929 より:

    静電気除去シートの原理と効果

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